カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.75 - レシート

2022/07/28 レシートは長い間、もらっても捨てていた。いや、取っておいて家計簿を付けようとした、あるいは付けたことがある。だけどパソコンを使うのは当然としても手入力は面倒すぎる。厳しい。スマホで撮影して内容を理解するアプリがあったような気がするけど、当時はスマホをそんなに使う気がなかったから、残念な目で見ていた記憶がある。しかし昔の話だ。今ごろは外出をほとんどせず、アナログ店舗で買い物するとすれば近所のファミマでタバコを買うか、ちょっとつまみ食いにファミからを買うかくらいだ。レシートから家計簿に付けるという欲求がなくなってしまった。欲求を需要と言い換えてもいい。だけど最近はレシートを1ヵ月は捨てずに保管しておくようにしている。明確な理由がある訳でもないのだけど、なんとなく、自分の足跡を追う必要が生まれるかもしれないな、みたいな感覚がしている。ちょっと事件じみていて不吉な感じもする。もう一つは万引きに間違えられたりしたら、というのもあるから案外に不吉なものを予感しているのかもしれない。万引きに間違えられるというのはタバコとレジ横の惣菜を買っている分にはあり得ないだろうけど。でも、とは言え、それ以外は絶対に買わない訳でもない。時にはポテチがどうしても食べたくなることもあるだろう。なので家計簿を付けないし買ったものの代金を確かめるでもないけど、無駄なものではないのだ。それにもう習慣になっていて煩わしい思いはない。ポケットにねじ込んだやつを既存の束と一緒にしてクリップにはさむだけだ。2ヵ月分が貯まると古い1ヵ月文を捨てる。これも僕にしては面倒がらずにちゃんとやっていて、1年以上が経っている。思えば昔は財布に溜めていて、札より硬貨より厚みを持っていたものだ。ずぼらな性格だから毎日捨てるとかできなくて、どんどん溜まっていた。溜めるだけで何にもしていなかった。しばらくして溜まったやつを捨てるとき、目立つレシートが目について、そのときの記憶を呼び起こすくらいのことしかレシートにはなかった。しかし、現状のレシート活用の程度だって大したものじゃないし、レシートというのはどうにも役に立たない存在だ。領収書なのだからなくす訳にもいかないのだろう。受け取りを拒否されれば仕方ないのかもしれないけど。いや、で、レシートは実際問題コンビニとかでは厄介者なんだろう。感熱紙を使って経費節約しているくらいだし、長期保存なんてちっとも考えられていない。長期保存しようと思ったらコピーしないといけない。しかも小さい紙なんてないからA4とかB5とかになる。面倒な話だ。そんな訳だからレシートの存在意義は特別な場合を除いて低いのだろう。電子マネーを使ってでさえ、何を買ったかはレシートじゃないと分からないというのに。そうだね、確かに電気製品やなんかを買った場合には、何を買ったのか記録に残せたほうがいいのかもしれない。Amazonで買っちゃうから必要ないけど、アナログ店舗で買ったらレシートを取っておくのは有用なのかもしれない。レシート専用のScanSnapみたいなものがあれば役に立つかな。高そう。