カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.63 - 空腹感と食欲と炭水化物欠乏症

2022/07/14 空腹感と食欲は当然別物だ。腹が減ったとしても食欲がないときだってあるのだから。空腹感を我慢するのは簡単だ。僕だって空腹だからといって安易に食べるわけではない。空腹くらいのことなら我慢する。ちょっと体を起こしているのがつらくなるから、寝転がることになるけど、太りたいわけじゃない。食欲は難敵だ。タバコがやめられないのと同じで、欲求が生まれると我慢するのが難しい。これはタバコもそうだがパチンコがやめられないとかそういうのとも同じだ。欲求というのは人の感覚を書き換える。別人格になると言っても過言でない。というか本当に人格が変わる。何かを強く欲するとき、それが正しいことであるように感じる。または正しいとするための言い訳を思いつきそれが世界の真理摂理であるかのように感じる。他人から見たら愚かなことかもしれないが、本人にとっては真理なのだ。目の見えない人にとって目の前が崖なんだとしても、本人が道の続いているように感じるならそれが本人にとっての真理なのだ。見えないんだから仕方ない。さて、そしてまた炭水化物欠乏症も厄介だ。これは単純に苦しい。どう表現すれば未経験の人にも伝わるのか分からないけど、とにかく苦しい。食べるか寝るかしないと苦しみ抜くことになる。前述のとおり空腹なら簡単に耐えることができるが、炭水化物欠乏症の苦しみは耐えがたい。腕を切断したと考えれば分かるかもしれない。耐えがたい痛みに襲われるだろう。そこに腕を元どおりにする薬があれば間違いなく使う。誰だって絶対に使う。使わないなんてあり得ない。つまり炭水化物欠乏症になってそこに食べ物があれば絶対に食べるのだ。食べないなんてあり得ない。苦し過ぎる。好き好んで食べているわけじゃない。苦しいから食べるのだ。しかしまぁ寝ればいい。苦しみがやってきたら、苦しみが大きくなる前に寝ればいい。ということで、このように空腹感と食欲と炭水化物欠乏症はどれも全く別物だという話だった。