cdnjsjsDeliverunpkgSelf hosted

カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.56 - うつ病

2022/07/07 うつ病は困ったやつで症状が出ると憂鬱になる。仕舞いには苦しすぎて死んだほうがマシと思うようになる。その状態では未来なんか見えなくて、症状が治まれば楽になることなんか思いもつかない。だけど僕はうつ病と共生している。うつ病は僕の人生にとって悪い面ばかりじゃなかった。こうやってフリーライティングして満足することができるのは、うつ病のおかげだ。小説制作という生き甲斐に出会えたのもうつ病になったからだ。それにその生き甲斐を続けられるのもうつ病だからだ。普通に仕事をしていたら、仕事するだけで満足して小説制作しようなんて気にはならないはずだ。それはそれで満足なのならいいような気もするけど。何にせよ、僕はうつ病と一体になった状態が標準となり、そういう人物になってしまった。うつ病なくして僕は語れない。医師は「治ります」と言わざるを得ないだろうし、治る可能性がないわけじゃない。だけど僕は治らないつもりで生きている。治すための努力はしない。うつ病とよりよく付き合うために、治す努力と同じようなことをするにしても、今を我慢して治った未来を夢見るようなことはしない。今を有意義に、今を楽しく生きるために可能な限りの努力をしよう。それはつまり、さして何さらするでもない、ということなんだけど。とは言え行動指針としてやりたいことをやる、ということで。しかし、うつ病が僕の未来に重くのし掛かっていることは事実だ。働けないから両親に養ってもらえなくなったら生活保護を受けるしかない。このことについて悲観はしていないけど、好ましいとは言えない。それに両親のことを考えれば、両親の年金は少ないし、両親は子が親の面倒を見るのは当たり前と思っているので、将来的に両輪の介護を僕がすることになる気がする。僕はそれを嫌がるような性格をしている。嬉しいことではない。やはりお金の問題がのし掛かってくる。うつ病がその発端だ。僕は精神障害者なんですけどね、介護するんですかね。はてなぁ。