カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.39 - 小説制作

小説制作は2017年の年明け頃に始まった。Kindleラノベ小説家になろうラノベを読んでいたのだけど、自分の好みが変わってきたというか、読んでいたものに飽きてきたというか、つまりつまらなくなってきた。小説家になろうの存在を考えると自分でも書けるような気がしてくる。じゃぁいっちょやってやりますか、となって小説制作は始まった。僕にとって小説制作は目的だ。小説制作していることが楽しくてやっている。ウェブ小説サイトで評価されることが目的ではない。結果として評価されてほしいし、評価されなかったら腐ると思うけど、評価されないからといって小説制作をする面白みがなくなるわけじゃない。健康的な書き方だなぁという気はしている。反面、読者に沿おうという思いが少ないかもしれない。書いていることが満足なのだし、誰かに読んでもらわなくてもいいのだ。だからいい作品にはならないかもしれない。いや、でもいい作品は目指している。いい作品を作ろうと頭をひねるのが楽しいのだから、ハウツー本に従ったりして「よりよく」というのは思っていることだ。将来的にはこつでおまんまを食う予定にしている。僕はうつ病が原因で働けない。出社拒否や、責任の重圧で寝込んでしまうのだ。小説制作だって仕事となれば重圧がかかるかもしれないけど、普通の仕事よりスケジュールが甘そうだし。小説制作なら今は楽しんでやることができているから可能性がある気がするのだ。希望を見ているのではなくて、他に選択肢がないのだと思っている。その上で希望を見ることもしていはいるけど、こいつは二番目だ。小説制作が自分の表現だとかいう話を聞くけど、僕にとって自己表現の部分はない。表現されているとしても、表現しているつもりはない。訴えたいことがあるわけではない。だからネタがないと書けない。フリーライティングと同じで自己表現しているというよりネタについて書いているのだ。職人的なのかもしれない。職人が何かを作るときにそれは自己表現ではない。客にとってよりよいものを作ることが職人の為すべきことだ。だから僕は一応は読者にとっていいものを提供しようという意思がある。僕は職人として作業しているのが楽しいのだ。作ることが楽しい。アーティストではない。憧れるけど。