カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.24 - 神戸

神戸は第二の故郷。というか主たる街。大学中退して就職したのが神戸の会社だった。そこで、今でも唯一尊敬している人と出会って育ててもらった。熱心に根気強く育ててもらった。そして多くを学んだ。僕という人間が花開いた。インターネットに深く触れるようになったのがその時期だったということも花開いたことと関係しているかもしれないけど。そういう意味では神戸は関係ないという面もあるが、仕事中に散々ウェブサーフィンすることができたのはその会社でその尊敬する上司に出会ったことが大きいだろう。会社で働きまくったし会社で遊びまくった。仕事が趣味だったから働くも遊ぶも同じだったのかもしれない。成長速度は非常にゆっくりだったと思う。今どき誰でも使えるExcelが完全な独学でであってでも使えるようになるのに数年かかったのだから遅いだろう。それでもこれまでにないくらいに成長した。本業の設計関係やシステム管理は元より、文書を書くことを覚え、画像編集を覚え、ウェブサイトを作ることを覚え、他にもデスクワーク系で必要になる技術はいろいろと覚えた。仕事漬けの毎日だった。働きまくった。うつ病になるまで働いた。反面、街で遊ぶようなことは少なかった。行動範囲は狭かった。三宮の狭い地域だった。三省堂の漫画コーナーをぶらついたり、文房具ナガサワをぶらついたり、サンチカの餃子屋梵天で一杯飲みながら餃子を食べたり、サンプラザの本屋GUILDにも行った。いろいろあるけど、まぁ「そこらへん」だ。休日のデートしない日はそんなだった。お気に入りの店はもっとあるけどいい加減にしておこう。そんな生活を覚えたのが神戸だった。そう言えば仕事から帰るとストレスから酒をあおり、焼きそばをマヨネーズ山盛りにして食べたりした。スパゲティを茹でて食べた。結局あまり上手に味付けできるようにはならなかった。神戸を愛している。燃えて燃えて燃え尽きたのが神戸だった。