カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

FW No.18 - コーヒースプーン

僕はあれをコーヒースプーンだと思っている。コーヒースプーンと言ってもコーヒー豆を計るためのスプーンじゃない。コーヒーカップとソーサーに添えて出されるスプーンのことだ。コーヒースプーンはとても小さい。ネスカフェ・エクセラの説明書きにあるように、このスプーン1杯は約2gだ。2gのインスタントコーヒーなどたかが知れている。紅茶の茶器と一緒に出されるティースプーンより小さいはずだ。小さな小さなコーヒースプーンがどれだけ周知のものなのか分からない。以前は話が通じなかったことがある。先っちょが思いのほか小さく柄が普通の大きさなものだから僕などはペニスを想起させられるくらいだ。そもそもコーヒースプーンでググるとコーヒー豆を計量するスプーンが表示される。Amazonにはコーヒースプーンというカテゴリがない。ティースプーンはあるのにだ。コーヒーカップティーカップより小さい。スプーンも小さくあるべきだ。混ぜるのに困るだろう。いっそ棒でもいいような気がするが、それでもここではコーヒースプーンの話をすることになっている。コーヒースプーンを認知してほしい。さもなくばインスタントコーヒーを入れるのに困るだろう。スプーン1杯と書いてある。約2gだ。約2gが計量できるコーヒースプーンが必要だ。意見の一致がないがために僕が濃いインスタントコーヒーを飲んでいると伝える際に「ティースプーン山盛り2杯」と言ったらそんなの普通にあることと言われた。あり得ない。後に計量してみたが手元のティースプーン(さらに後に調べたらディナースプーンだった)山盛り2杯は約14gだ。通常のインスタントコーヒーの7倍濃いのだ。こんなものを飲むのが普通などあり得ないのだ。なんせこんな味を嗜好することはあり得ないからだ。と言うかこれを1日に4杯も飲むと意識がもうろうとしてくる。そんなものは通常飲まない。そのあたりが伝わらなかったが溜めに僕の「濃いコーヒーを飲んでいるんだぞ!」という自負が傷付いたじゃないか。安っぽいプライドめ。