カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

日記 - まあまあだった

4 時前に起きた。その前には目が覚めてない。漢方の「八味地黄丸」のおかげだと思う。通常量を飲むとうつ病に悪影響が出るのだけど、今は半分量を飲んでいる。炭水化物欠乏症になってはいけないので「難消化性デキストリン」を多量に飲んだ。デキストリンは炭水化物だ。難消化性と言うくらいだから、欠乏症の症状が出る前に飲んでおく必要があるだろう。

書籍「絶対空域女子」の中身を眺めていた。日頃は飾ってある。こういった写真集は最高の 1 枚が表紙になっていると聞く。確かに表紙で視線を奪わねば購入にこぎ着けないだろう。そういう意味で、中身はオマケみたいなもので、表紙を飾っておくのが一番有用な扱いだと思う。ちなみに僕が購入した Amazon からはその存在自体が抹消されていた。国会図書館にはあるのに。


空腹だ。朝食にはあと 30 分ある。仰向けに寝転んだままアナログ・ノートを扱う器具の調整をした。ゴムが外れていけないのでちょっと変更した。照明の取り付けもちょっと変更。大体いい具合になってきた。後は体調が崩れるのを待つのみ!

ところで、精神的な体調が悪いときに体を起こしていると辛くて考え事をすることができないし、やる気も出ない。そんなときに横になると、体が楽になるせいか、精神的なつらさが低減され、やる気も出てくる。横になっていれば小説制作もできるくらいの状態があるわけだが、本文を執筆する段階になく、ノートなどで考えを進める段階のことが多い。そんなときに、これまでできなくて泣く泣く Twitter を眺めるしかないなどあった。これからは生産的な時間が増やせると思うと嬉しい。

朝食して、濃いコーヒーを飲んで、タバコを吸って、気分はまあまあすっきり。

ふと、アメイジング・グレイスを思い出した。本田美奈子による方だ。母はアメイジング・グレイスを聞きたくないと言っていた。母の妹が好きだった曲で、母の妹は白血病で死んだ。その際の苦しそうな様を思い出すというのだ。その頃からもう 20 年くらい経つだろうか。母はアメイジング・グレイスのことなど忘れている気がする。思いのほか昔のことは忘れているのだ。しかしまぁ、聞きたくないと語ったときの母の悲しげな様子を思えば、忘却とはやはり救いなのかもしれないな、と思った。

通院している。ゴールデンウィークの影響で、通常は木曜日のところを金曜日に来ている。ゴールデンウィーク開けのせいか待合室に人が少し多い。待つのは嫌いだ。僕は我慢が足りないので待つのはしんどい。診察の結果、以前の投薬に戻った。ひとまず安心。

ところで Android の Notion アプリと ATOK の相性が少し悪い。ひらがなと漢字の両方が入力されることがある。どちらの不具合とも言えないが、なんとなく Notion 側にある気がする。それというのも PC で描画の不具合が出やすいのだ(リフレッシュレートのオーバークロックをしたらモニタが壊れ気味になったのが根本だが)。なんか変態的で高度な技術が使われている気がする。

昼食は昨夜の残りのカレー。

上記にある仰向けのままアナログ・ノートを扱う器具を使えば、アナログ・エロマンガも扱えることに気づいた。ページをめくるところに難があるから考えないといけないが、しかし、自炊するのとどっちが簡単かなぁ。でも薄い本なら磁石で止められる気がする。いちいちそんなことしてるのも間抜けな気がするけれど、うん、やっぱ自炊と競合するな。大人しく自炊するのがいいか。

親戚のおじいさんがいた。今は亡い。地元の新聞に記事を載せるような人だった。内容は知らない。酔狂な親戚、というような扱いだった。しかし僕自身が文筆に関わるようになって思うのだけど、ちょっとした記事であっても人に読んでもらえる、お金になる、そういうものを書こうと思ったらなかなか大変だ。まずある程度の博識さが必要だろう。本をよく読む人だったに違いない。新聞なんかからも日々いろいろな知識を得ていただろう。そして文章をちゃんと書くのは大変だ。この日記のように、後で読んだら自分自身でさえ首をひねるような文章じゃぁダメだ。全体の構成もある。文字数に決まりもあるだろう。まぁこうしてあまりハードルを上げると親戚のおじいさんが飛び越えられなくなりそうだが、何にしても寄稿していたことについて敬意を感じずにはいられない。が、周囲の、普通の人の感覚では酔狂なおじいさんでしかないのだ。僕も、そんな目で見られているだろう。無念。

ところで、 12 時の時点で苦しくなってきて体温を計ったら 36.9 ℃だった。微熱と呼ぶのか? まぁちょっと高い。これが原因だろう。ちょうど今日届いた解熱鎮痛薬「セデス・ハイ」を飲んだ。ピリン系でよく効く。よく効く割に知名度が低い。僕はこの薬に幻の匂いを感じる。かかり付けの医師に話しても理解されなかったが。友人は造影剤に幻の匂いを感じると言っていたから「幻の匂い」という概念は僕だけではないようだ。

ボールペンは逆さでは上手く書けないことが分かった。NASA が 10 年の歳月と 120 億ドルの開発費をかけて宇宙でも書けるボールペンを作ったジョークは伊達ではなかったのだ。散在が捗って仕方ないが「ゼブラ油性ボールペン X-701 加圧式 0.7mm 黒インク」を発注した。ソ連のように鉛筆を使う気はないのだ。鉛筆よりペンのほうが鮮明だ。鮮明なら脳の理解もよかろう。脳の理解がよければいいアイデアが出るような気がする。まぁこの判断は微妙なところで、脳がぼんやりしているときのほうがアイデアが出やすいという話もある。しかし僕の場合、アイデアは不意に湧いてくるものじゃない。思いつこうとして思いつくものだ。であればやはり文字が鮮明なほうがいいだろう。

一応、どこからともなく引用しておこう。

アメリカの NASA は宇宙飛行士を最初に宇宙に送り込んだとき、無重力状態ではボールペンで文字が書けないことを発見した。これではボールペンを持っていっても役に立たない!  NASA の科学者たちはこの問題に立ち向かうべく、 10 年の歳月と 120 億ドルの開発費をかけて研究を重ねた。その結果ついに、無重力でも上下逆にしても水中でも氷点下でも摂氏 300 度でも、どんな状況下でもどんな表面にでも書けるボールペンを開発した!

一方、ソ連は鉛筆を使った。

頭痛がするのでセデス・ハイを追加した。それからしばらくして幻の匂いを再び認識した頃に、何も面白く感じないような気分になった。親戚のおじいさんの話を書いてから、上述の文章を書きつつ小説制作をしていたのだが、一端離れたら、面白くなさそうなので取りかかれなくなってしまった。そして夕方が来た。

今日はまあまあの日だった。小説制作はほとんどできなかったけど、それは僕が他のことをやっていたからであって、具合が悪くてではないし。なにがしかの活動はできていた。午後になって発熱したのはうつ病が原因だと思ってるけど、この苦しみはセデス・ハイで抑えられた(熱は下がらなかった)からよし。