先日買った新しいスマホは画面サイズが大きくなりました。元々使っていたのは 5.2 インチ、今度のは 6.44 インチ。長細い。「スマホは片手で使うもの」という信念があるので、元のスマホでもスマホリングを使っていました。リングなしでは親指が左上の方に届かないんですよね。新しいほうでも使っていますが、案外これで届いています。
ガラケー感覚
スマホは片手で使いたいという思いはガラケーの時代に、自分の中に作られたものでしょうか。あの当時は普通に「携帯端末は片手で使うもの」だったんですよね。今では、僕は両手で操作していると退化したような気分になってしまいます。むしろ過去にこだわって進化を拒んでいるようなものなのに。
サブ・デバイス
とは言えですよ、スマホって手軽に使いたいです。両手で本気で使いたくないな、みたいな気持ちがあります。本気で操作に取り組むなら PC を使いますし、携帯することに意義のあるスマホは機能も劣っていて片手間に使うもののように感じてしまいます。いや、スマホだからできることが多くなってきているのは知っているんですけど。
新人類の憂鬱
しかし逆に昨今では若者の PC 離れが問題になっていますね。仕事など本気で使うならやっぱり PC を(も)使ったほうが有利です。なのにスマホしか使えない人が多いって聞きますね。 PC を使うのにネックになるのがキーボード入力でしょうか。こいつは練習しないとできないものなぁ。タイピングというのは、今では当たり前のようになりましたが、技能なんですね。
氷河期
でもどうせブレークスルーが起こってタイピングしなくても入力できるようになるんでしょう。近いところでは目の動きとか。そのうち脳波で。そんなに遠くない未来ですよ。来年じゃなくても、 10 年後には実用化されてそう。それまでの若者には氷河期ですかね。絶滅しなければいいのですが。
マンモス
氷河期と言うならブレークスルー後の僕とかが陥りそうです。いよいよ本当に付いていけなくて。でも、生き残らないと。そう、マンモスみたいに長い毛を蓄え、その下には分厚い脂肪を蓄え。今のうちに一生使える基礎技術みたいなものを培っておかないと。それはきっと人生的な視点で見た技術です。人間性とかでしょうかね。不安になってきました。そもそもマンモスって人類に駆逐されるんじゃぁ。あれ、あれれ……。