カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

詳細プロットは表計算アプリで

プロットを考える際にはいろいろなアイデアを出さなくてはなりません。驚くような結末、それを成り立たせる様々な展開。いろんなタイプのアイデアがあります。そのあたりの分担として、詳細なプロットに表計算アプリを使っています(表計算アプリは Excel など)。

概要プロットはホワイトボード

だいたいの流れを考えるのはホワイトボードです。三幕構成や起承転結を意識するのがこの段階です。キーになる出来事・展開はどんなものか、それをどう配置するか、を考えます。

詳細プロットは表計算アプリ

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本題の表計算アプリでは詳細なプロットを作り込んでいきます。概要プロットを成り立たせるのに必要な出来事・展開を考えて書き込みます。シーンの中でどんなやり取りがあるのか、どんなやり取りを盛り込んでどう配置するのが効果的か、を考えます。

書く量が多いことや、書き直すことも多くなることからデジタルが使いやすいです。前提として、奇抜なアイデアより自然な展開を考える機会が多いことが挙げられます。僕の感覚では、驚くような出来事や飛躍した展開を考えるにはアナログが向いています。これに対してデジタルは取りこぼしや抜けのない思考に向いているように感じます。

プログラミングで書き出す

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表計算アプリで作ったプロットはそのままでもテキストエディタにコピペできますが、一手間加えてプログラミングして書き出すと便利です。表計算アプリ、 ExcelGoogle スプレッドシートにはプログラミングする機能があります。これを使って簡単なプログラムを書くことで小説制作の強力な補助になってくれます。