カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

ムカつきを認識する練習

父には人並みに欠点がありムカつくこともあります。さっきは頭ごなしに否定されてムカつきました。父はそういう人です。理由とともに否定的な意見を述べるのではなく、理由もなく完全否定します。

他人に変化は求められない

こういう諸々のことについて、しかし父に変化を求めることはできません。父が 80 代手前だということを抜きにしても、他人に変化を求めるのは不可能なのです。不愉快な思いをしないためには自分が受け入れられる余裕を手に入れるしかありません。

自分が変わるしかないけど

ここもムカつきポイントです。間違っているのは相手なのに、間違いを正すべきは相手なのに、面倒な変化をしないといけないのが一方的に自分だなんて。理不尽で不条理で、ムカついてしまいます。だけどいちいちムカついているワケにはいきません。

向上心

僕たちは向上心を持って高みを目指さなくてはなりません。なかなかできることではありませんが、叶うならそうなりたい。高みに至って、世の中の幸せを増やすことに貢献したい。その中で自分も幸せでありたい。そう願います。

自分は正しい

どうしてムカついたのか自分の心を観察するといいです。今回は簡単です。否定されればムカつくものだから。人間は自分が正しいと思ってなければいられない存在です。歩くのに右足から先に出したことでさえ無意識の内では正しいことと認識しています。とっさに「右足はダメだ」と言われればムッとします。

否定されるのは「お前は間違っている」と、存在を脅かされたようなものです。そのままではいられません。反発して押し返さないと、自分が自分でいられなくなるのです。この反発がムカつきです。

ムカつきを自覚する

こういったことを、いちいち認識して自分の心のあり様を観察します。観察するうちに自身の心の動きがつかめるようになるはずです。十分に理解したらムカつきも起こらないと思うのです。もしくは抑えるのも簡単になるんじゃないでしょうか。練習ですね。練習の機会が来てほしくはないですが、機会があれば練習したいところです。