カメリアの記事

意味があることやないことを綴ります

「そして」「だが」文頭の接続詞は無用

文頭の接続詞は無用とのことです。日本文藝家協会三田誠広副理事長の言です。多くの場合なくても意味が通り、書いてあることで続く文章が予測できてしまうのが問題なんだとか。

例えば

「だが」とあればこれまでのことが否定されると分かってしまいますね。それでは面白くないというわけです。なのでできるだけ使わないほうがいい、とのこと。

だけど

これは小説だから言えることで、他の文章では読者に心構えさせることで理解をスムーズにする効果があるでしょう。ところ変われば、という話です。

それにしても

つい書いてしまうものなので、僕はテキストエディタ強調表示させるよう設定しています。忠告を受ける形になるので、分かりやすくて使い勝手がいいです。このあたり、 Word にはできないことではないでしょうか。テキストエディタならではですね。

ちなみに

対象の接続詞は以下のとおりです。 EmEditor の強調表示用の構文ファイルを下で公開しています。

だから、それで、そのため、このため、そこで、したがって、ゆえに、それゆえに、すると、それなら、それでは、しかし、しかしながら、だが、とは言え、だけど、けれども、ところが、のに、なのに、それなのに、にもかかわらず、それにもかかわらず、ものの、とは言うものの、でも、それでも、また、および、かつ、ならびに、同じく、そして、それに、それにしても、それから、しかも、おまけに、さらに、そのうえ、加えて、それどころか、どころか、そればかりか、そればかりでなく、一方、他方、逆に、反対に、反面、そのかわり、または、それとも、あるいは、もしくは、なお、ただし、ただ、もっとも、ちなみに、そもそも、実は、実のところ、つまり、すなわち、要するに、それでは、では、さて、ところで、このように、以上のように、いずれにしても、いずれにせよ、ともあれ、確かに、しかし、一方では、他方では

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